和尚のひとりごと№2331「看病用心鈔」

和尚のひとりごと№2331「看病用心鈔」

 

 

 

『看病用心鈔』(かんびょうようじんしょう)(『看病御用心』)は三祖良忠上人が病人に対する看病の仕方を説いたものです。善導大師撰『臨終正念訣』を基礎に仏教諸思想を織り交ぜて説明されています。仏教界においても人の一生を締めくくるターミナルケアが、大切な問題として扱われていた事を知って頂ければ幸いです。

臨終正念訣(りんじゅうしょうねんけつ)

一巻。『臨終正念往生文』『臨終正念要訣』また『善導和尚臨終正念訣』ともいう。善導撰。
知帰子と浄業和尚による臨終正念をめぐっての問答であり、臨終に医薬品を用いること、神に禍福を祈ること、臨終の念仏について述べられている。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。