和尚のひとりごと№2479「観経疏」45
和尚のひとりごと№2479「観経疏」45
觀經玄義分卷第一
沙門善導集記

二祖対面図 知恩院蔵
「唯願如來敎我思惟敎我正受然娑婆化主因其請故即廣開淨土之要門安樂能人顯彰別意之弘願」
読み下し
ただ願(ねが)わくは如(にょ)来(らい)、我(わ)れに思(し)惟(ゆい)を教(おし)えたまえ、我(わ)れに正(しょう)受(じゅ)を教えたまえというに因(よ)って、しかも娑(しゃ)婆(ば)の化(け)主(しゅ)は、その請(しょう)に因(よ)るが故(ゆえ)に、すなわち広(ひろ)く浄(じょう)土(ど)の要(よう)門(もん)を開(ひら)き、安(あん)楽(らく)の能(のう)人(にん)は、別(べっ)意(ち)の弘(ぐ)願(がん)を顕(けん)彰(しょう)したまう。
現代語訳
如来よ、どうかお願いです。阿弥陀仏の世界の光景を私の心にとどめさせて下さい。今ここにいながらにして私に阿弥陀仏の世界をありのまま体感させて下さいと懇願したことを請け、しかもこの娑婆世界の教主たる釈尊はこの韋提希夫人の懇願を請けたので、広く浄土の要門を開いたのだ。また安楽国の建立者にして救済者である阿弥陀仏は、特別にして独自の広大なる本願を明らかにされた。
