和尚のひとりごと№2466「観経疏」32
和尚のひとりごと№2466「観経疏」32
觀經玄義分卷第一
沙門善導集記

二祖対面図 知恩院蔵
「故使大悲隱於西化驚入火宅之門灑甘露潤於羣萠輝智炬則朗重昏於永夜」
読み下し
故(ゆえ)に大悲(だいひ)をして西(さい)化(け)を隠(かく)し、驚(おどろ)きて火(か)宅(たく)の門(もん)に入(い)り、甘(かん)露(ろ)を灑(そそ)いで群(ぐん)萌(もう)を潤(うるお)し、智(ち)炬(こ)を輝(かがや)かして、すなわち重(じゅう)昏(こん)を永(よう)夜(や)に朗(あき)らかならしむ。
現代語訳
だからこそ釈尊〕大悲によって、西方にある自らの浄土の無勝世界での教化をさしおいて姿を隠し、取り急いで火宅のようなこの娑婆世界に移り、甘露のような法雨をそそいで人々を潤し、智慧の松明を輝かして無明の闇夜を明るくした。
