和尚のひとりごと№2405「看病用心鈔」71
和尚のひとりごと№2405「看病用心鈔」71
看病御用心15-6 良 忠
故(カルガユヘ)に相構えて 正念みたれす 口称おこたらすして 命のつくるをまち 聖衆の迎へを期すへしと 云々 このおもむきを勧給へく候
【現代語訳】
故に必ず正念を乱すことなく、声に出して念仏を唱え続け、生命の尽き果てるのを待って、聖衆の来迎を期待すべきであります。この趣旨を病人に対してお勧めなさることが大切なことでございます。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
