和尚のひとりごと№2406「看病用心鈔」72
和尚のひとりごと№2406「看病用心鈔」72
看病御用心16-1 良 忠
病者某甲が年来の臨終用心の様ハ ふかく現其人前の御ちかひをたのみ 慈悲加祐の御たすけあをくに候 しかれハすなはち 日来の功によりて 臨終にハ仏来迎し給へし
【現代語訳】
病人某甲の年来の臨終用心の趣旨は、深く阿弥陀仏の「現其人前」のお誓いを頼りとし、ご慈悲による救いを仰ぎ願うことであります。それゆえ、日頃の念仏の功によって、臨終には阿弥陀仏が来迎してくださいます。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
