和尚のひとりごと№2353「看病用心鈔」22

和尚のひとりごと№2353「看病用心鈔」22

看病御用心6-6                  良 忠

たゝこのやまひ(病)を往生の期とよろこひ(喜)て 一心に死をまち(待)て 来迎をのそ(望)む心地にすゝ(勧)めなさせ給へく候

 

【現代語訳】ただひたすら、今回の病を、往生の時機が到来したと悦んで受け止めて、一心に死を待ち阿弥陀仏の来迎(らいこう)を望む心境となるようにお勧めなさるのがよいと思われます

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。