和尚のひとりごと№2352「看病用心鈔」21
和尚のひとりごと№2352「看病用心鈔」21
看病御用心6-6 良 忠
又たと(縦)ひやまひ(病)かろく見え候とも 此やまひ(病)にてハよもし(死)なし 別の事あらし(非)なむといふ事をハ 知識もおほ(思)しめ(召)すへからす 又病者にもき(聞)かせ給ふましく候
【現代語訳】
また、たとえ病が軽く見えたとしても、この病では、決して死にはしない、特別のことはないだろうというようなことを、知識もお思いになってはなりません。また病人に対しても、そのようなことを聞かせなさるようなことをなさってはなりません。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
