和尚のひとりごと№2422「看病用心鈔」88

和尚のひとりごと№2422「看病用心鈔」88

看病御用心19-1

               良 忠

 

おほかた 人のまことの最後断(タン)息(ソク)のきさみを 見おはる((終))事ハ きハめて大事にて候 用心ゆるくし((緩))てハ ふつとかなふましく候 

 

【現代語訳】

おおかた、人の本当に息絶える瞬間を見とどけることは、大変大事なことでございます。用心がゆるむようであっては、とてもできることではありません。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。