和尚のひとりごと№2400「看病用心鈔」66

和尚のひとりごと№2400「看病用心鈔」66

看病御用心15-1                良 忠

説法のおもむきハ さきにあら〱申候 又すへて厭離穢土 欣求浄土の理(リ) 本願の引接 この時にあるへく候 

 

【現代語訳】

説法の趣旨は、先に概略申し述べたところであります。また、すべて、厭離穢土・欣求浄土(この穢れた世を厭い離れ、浄土を欣い求めること)の 理(ことわり)、本願の引接(いんじょう)(阿弥陀仏が来迎して浄土に導くこと)はこの臨終時にあるのでございます。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。