和尚のひとりごと№2392「看病用心鈔」59
和尚のひとりごと№2392「看病用心鈔」59
看病御用心14-2 良 忠
十楽のなかにもことに第二段を常によませ給へ 又和尚云ク およそ人臨命終の時 浄土に往生する事をえむおもはゝ すへからく先つゝしんて死をおそれ 生をむさ(貪)ほる事をえされ
【現代語訳】
「十楽」の中でも、とくに第二段をつねに読ませるようにしなさい。また善導和尚が言われるには、およそ人が臨終に際して、浄土に往生したいと思うならば、その心構えとして、まず慎んで、死を恐れ、生を貪(むさぼ)るようなことを心中から取り除きなさい。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
