和尚のひとりごと№2335「看病用心鈔」4
和尚のひとりごと№2335「看病用心鈔」4
看病御用心 良 忠
道場ハ別の所にしつら((設))ひわたすへしと申たり もししかる((然))へきところ((処))なくして 本坊ならはこれほとけ((仏))の御まへに((前))よりて しつら((設))ひふせて((臥)) 日(ヒ)比(コロ)の居(イ)所(トコロ)をハあらたむへく候
【現代語訳】
道場はふだんの居間とは別の場所に設けるのがよいと申しています。もしそうするのに適当な場所がない場合には、自分の寺ならば、仏前に近づけて床を設けてやすませ、ふだん使用している居間から気分の変わる場所に移すのが適切に思われます。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
