和尚のひとりごと№1642「六時礼讃 初夜礼讃53」

和尚のひとりごと№1642「六時礼讃 初夜礼讃53」

 

 

 

 

南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
奉事億如来
飛化徧諸刹

【読み下し】
南無至心帰命して
西方阿弥陀仏を礼したてまつる
億の如来に奉事せんと

【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
幾億もの仏たちを敬い仕えようと
計り知れぬ数の仏の国に飛び立ち行き渡って、

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。