和尚のひとりごと№1298「真身観文1」

和尚のひとりごと№1298「真身観文1」

 

今回からは、「真身観文」を訳していきたいと思います。
「真身観文」は、「観無量寿経」の一節でございます。
韋提希夫人はマガタ国の王妃で、夫である頻婆娑羅王が、息子の阿闍世に幽閉されていることに、苦しみ、悲しんでおられました。
そこに、お釈迦様があらわれ、苦しみから逃れる方法として、阿弥陀さまの極楽への往生を説き、その修行法をお教えされている場面です。
修行法も第8番まで話おわり、第9番目の修行法をお教えするところです。

佛告阿難及韋提希此想成已次當更觀無量壽佛身相光明
ぶつごうあなんぎゅういだいけしそうじょういしとうきょうかんむりょうじゅぶつしんこうみょう

阿難および韋提希に告げたもう、「この想い、成じおわらば、つぎに、さらに無量寿仏の身相と光明を観るべし。

【言葉の説明】
想       像想 8番目修行法

【現代語訳】
釈尊が阿難と韋提希に仰せになった。
さてこの像想が完成したならば、次にいよいよ無量寿仏のお姿とその光明を目の当たりにしなさい。

参考文献 
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
浄土三部経 (岩波文庫)