和尚のひとりごと№1276「第40願 見諸仏土願」

和尚のひとりごと№1276「第40願 見諸仏土願」

 

第40願 見諸仏土願(けんしょぶつどがん)

設我得佛國中菩薩隨意欲見十方無量嚴淨佛土應時如願於寶樹中皆悉照見猶如明鏡覩其面像若不爾者不取正覺

 

せつがとくぶつこくちゅうぼさつずいいよっけんじっぽうむりょうごんじょうぶつどおうじにょがんおほうじゅちゅうかいしっしょうけんゆにょみょうきょうとごめんぞうふにしゃふしゅしょうがく

 

たとい我、仏を得んに、国の中の菩薩、意に随いて十方無量の厳浄の仏土を見んと欲わん。 時に応じて願のごとく、宝樹の中にして、みなことごとく照見せんこと、猶し明鏡にその面像を観るがごとくならん。もし爾らずんば、正覚を取らじ。

 

【現代語訳】
私が仏となる以上、私の国土の菩薩たちが、数限りない清らかな仏の世界を見てみたいと思うなら、その時にはいつでも、まるで磨き上げられた鏡が見る者の顔を鮮明に映し出すように、私の国土の宝玉でできた樹々の中にあらゆる諸仏の世界をその願いの通りに映 出せるようにしよう。それができないようであれば、私は仏となるわけにはいかない。

 

 

 

参考文献 
現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)
無量寿経 (阿満利麿 著筑摩書房