和尚のひとりごと№1248「第十三願 寿命無量願」

和尚のひとりごと№1248「第十三願 寿命無量願」

 

 

 

第十三願 寿命無量願(じゅみょうむりょうがん)

設我得佛壽命有能限量下至百千億那由他劫者不取正覺
せつがとくぶつじゅみょううのうげんりょうげしひゃくせんのくなゆたこうしゃふしゅしょうがく

 

たとい我(われ)、仏を得んに、寿命能く限量ありて、下、百千億那由他の劫に至らば、正覚を取らじ。

 

【言葉の説明】
劫 インドの時間的単位の最長単位 数字に表せないぐらいの長さ

 

【現代語訳】
私が仏となる以上、寿命に限りがあるようならば、たとえそれが百千億那由他劫という無限に近い年月を下らないとしても、私は仏となるわけにはいかない。

 

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)

無量寿経 (注解者  阿満利麿  筑摩書房)