和尚のひとりごと№2349「看病用心鈔」17

和尚のひとりごと№2348「看病用心鈔」17

看病御用心6-2                  良 忠

されハ苦痛をや(止)めて 念仏せしめむためにハ おのつ(自)からもちひ(用)へしといへとも これもあなかちに尋ねもとむへきにあらす 

 

【現代語訳】

ですから苦痛をとどめて念仏を唱えさせるためには、おのずと利用しなさいと申しますが、これとて強いて求めるべきことではありません。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。