和尚のひとりごと№2349「看病用心鈔」18
和尚のひとりごと№2349「看病用心鈔」18
看病御用心6-3 良 忠
其故ハおよそ生死のきつなにハ 身を愛(アイ)し命をおしむをもとひとし 往生のさハ(障)りには 生をむさほ(貪)り死をおそ(畏)るゝをみなもと(源)とす
【現代語訳】
その理由は、おおよそ生ある者のこの世への執着は、わが身を愛し、命を惜しむ心に基づくものであり、往生の妨げとなるのは、生を貪り、死を恐れることが源となるのです。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
