和尚のひとりごと№1640「六時礼讃 初夜礼讃51」

和尚のひとりごと№1640「六時礼讃 初夜礼讃51」

 

 

南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
至彼厳浄国
便速得神通

【読み下し】
南無至心帰命して
西方阿弥陀仏を礼したてまつる
彼の厳浄国に至れば
すなわち速やかに神通を得て

【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
その厳かなる浄土に至れば
たちまちに神通力を身につけ

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。