和尚のひとりごと№2291「鎌倉法語集」98
和尚のひとりごと№2291鎌倉法語集」98


第一六:お念仏の功徳
雨滴(うてき)によりて軒下(のきした)の石(いし)、漸々(ぜんぜん)にくぼむが如(ごと)く、多年(たねん)の功力(くりき)によりて罪障漸々(ざいしょうぜんぜん)に滅(めっ)せば、ついに業道成弁(ごうどうじょうべん)して往生(おうじょう)の素懐(そかい)をとげんこと何(なん)の疑(うたが)いかあらん。
【浄土述聞口決鈔 浄全一一 五八八下〜五八九上】
【訳】
雨だれによって軒下の石が少しずつ窪んでいくように、長年の念仏の功徳によって悪業の罪がだんだんと滅せられ、それまでの行いが成就して、往生の素懐を遂げることに何の疑いがありましょうか。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
