和尚のひとりごと№2258「鎌倉法語集」66
和尚のひとりごと№2258「鎌倉法語集」66

第一二:地獄の苦しみ
たとい千年(せんねん)五欲(ごよく)を受(う)くというとも、泥梨(ないり)永劫(ようごう)の苦(く)に望(のぞ)むれば幻(まぼろし)の境(さかい)なり。
【訳】
たとえ千年間、五感による欲望を満たしたとしても、奈落の底で受ける永劫の苦しみに比べれば幻のようなものです。
泥梨(ないり)
サンスクリット語の「ニラヤ(niraya)」の音写。奈落も原語「ナラカ(naraka)」より。ともに地獄のこと。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
