和尚のひとりごと№2237「鎌倉法語集」46

和尚のひとりごと№2237「鎌倉法語集」46

第九:お念仏①

また云(い)わく、五種正行(ごしゅしょうぎょう)阿弥陀仏(あみだぶつ)御事(おんごと)行(ぎょう)ずる故(ゆえ)に、少々(しょうしょう)厭離穢土(えんりえど)欣求浄土(ごんぐじょうど)のこころ弱(よわ)けれども、行(ぎょう)徳(とく)として心(こころ)弥陀(みだ)係(かか)わるが故(ゆえ)生(しょう)ずるなり。

【訳】

また次のように説かれています。五種正行は阿弥陀仏を大事にする修行であるから、現世の穢れた世界を厭い離れ、西方極楽浄土に生まれることを願い求める心が少々弱くとも、修行の功徳として心が阿弥陀仏と通じるので西方極楽浄土に生まれるのです

 

五種正行

阿弥陀仏の極楽浄土に生まれることを可能にする五種の正純なる修行である読誦(どくじゅ)観察(かんざつ)礼拝(らいはい)称名(しょうみょう)讃歎供養(さんだんくよう)。世親『往生論』より。

※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。