和尚のひとりごと№2169「一百四十五箇条問答」230

和尚のひとりごと№2169「一百四十五箇条問答」230

『一百四十五箇条問答』

 

「斎日の生飯には、菜をそなえるべきでしょうか。また、生飯を屋根の上に投げ上げるべきでしょうか。また、私用の皿にとり入れるべきでしょうか」
「お答えします。どれでも、お心しだいです。」

「さば (生飯 /散飯 )」は食事の最初に、御飯の上の部分を少しとりわけて、多くの鬼神に供する御飯のことです。

浄土宗大辞典
法然浄土教と民俗信仰――『百四十五箇條問答』を中心として―― 伊藤唯信
『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教 石上善應

出典は、
原文は、SAT(「大藏經テキストデータベース」)より
和訳は、『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教より
 ※適宜空白、改行を入れました。和訳には()内補いました。