和尚のひとりごと№1976「一百四十五箇条問答」54
和尚のひとりごと№1975「一百四十五箇条問答」54
『一百四十五箇条問答』 問
「永久に迷いの世界を離れ、俗世間の二界には生まれまいと思ってお
りますのに、極楽の人となっても、また、その縁が尽きてしまって、
この世に戻り生まれるということは、本当でしようか。たとい国王と
もなって天上界に生まれたにしても、迷いの世界であるこの二界から
逃れたいと思っています。それには、いかなる行為を修めれば、また
もや戻ることがなくなるでしようか」
浄土宗大辞典
法然浄土教と民俗信仰――『百四十五箇條問答』を中心として―― 伊藤唯信
『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教 石上善應
出典は、
原文は、SAT(「大藏經テキストデータベース」)より
和訳は、『一百四十五箇条問答』法然が教えるはじめての仏教より
※適宜空白、改行を入れました。和訳には()内補いました。