和尚のひとりごと№2408「看病用心鈔」74

和尚のひとりごと№2408「看病用心鈔」74

看病御用心16-3               良 忠

しかるあひた平生の時より 最後の念にいたるまて たゝほとけ(仏)たすけ給へとおもふ 此存念なり されハ 常にこの念をかまへて わす(忘)るなとおほせ候へし 

 

【現代語訳】

そのため、平常時から、命の尽きる最期の一念にいたるまで、ただ「仏助けたまえ」と思うこの心が大切であり、だからこそ、つねにこの念を忘れてはならないと言うのです。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。