和尚のひとりごと№2375「看病用心鈔」43

和尚のひとりごと№2375「看病用心鈔」43

看病御用心11-2                 良 忠

 

これもやまひ(病)きふ(急)になり 臨終ちかく見えは このしつらひまてもかへり見す 仏と病者とのあひたをへたてすして これをおかま(拝)させ給へ 

 

【現代語訳】

もっとも病が急変して死が間近に見える場合は、このような用意のものも気にせずに、本尊と病人との間を隔てたりしないで、ご本尊を拝ませるようにしてあげなさい。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。