和尚のひとりごと№2364「看病用心鈔」33
和尚のひとりごと№2364「看病用心鈔」33
看病御用心8-5 良 忠
かなら(必)すこれによりて 心のみたるゝ故なり よく〱これをいましめ給ふへし たゝいかにしても 厭欣(エンコン)をすゝめ称念をはけますへく候
【現代語訳】
必ずこのことによって心が乱れるもとになるからでございます。くれぐれもこのことをいましめ慎むようになさることがよいと思われます。
ただどのような方法でも穢(けが)れたこの世を厭(いと)い、浄土を欣(ねが)い求める心をすすめ、ひたすら念仏を唱えるよう、励まし勧めることがよいと思われます。
本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。
