和尚のひとりごと№2276「鎌倉法語集」84
和尚のひとりごと№2276「鎌倉法語集」84

第一三:お念仏④
また云(い)わく、勝願院良遍(しょうがんいんりょうへん)、丈六堂(じょうろくどう)に参籠(さんろう)して二(ふた)つの事(こと)を祈請(きしょう)す。一(ひとつ)には法爾繋属(ほうにけぞく)。われ何(いず)れの仏(ほとけ)にか繋属(けぞく)したるらん。
【訳】
またこのようにも言われています。勝願院の良遍は丈六堂に参籠して本尊に二つのことを祈り、お尋ねしました。一つ目は、〈法爾繋属>、私はいずれの仏と繋がりを持つべきだろうか。
良遍(りょうへん)
興福寺勝願院に住した法相宗の学僧。因明、法相を学び、南都浄土教を代表する。三祖良忠上人は良遍より浄土教を学び、勝願院を建立したとされる。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
