和尚のひとりごと№2266「鎌倉法語集」74
和尚のひとりごと№2266「鎌倉法語集」74

第一二:地獄の苦しみ
一生念仏(いっしょうねんぶつ)に心(こころ)をかけたる利益(りやく)には、前念(ぜんねん)命終(みょうじゅう)の終(おわ)りには、こころみだれずして聖衆(しょうじゅ)の来迎(らいこう)に預(あずか)り、後念即生(ごねんそくしょう)のはじめには、身(み)は紫金色(しこんじき)となり仏(ほとけ)に近(ちか)づき奉(たてまつ)りて法(ほう)をきき、成仏(じょうぶつ)まで死(し)する事(こと)なからん。
【訳】
この一生において念仏を心がけた事による利益として、極楽往生を願って命が尽きるとき、心が乱れず、阿弥陀仏をはじめ多くの仏菩薩の来迎を受け、その願いを抱きつつ極楽に往生した暁には、体は紫金色(しこんじき)となり、阿弥陀仏のお近くで教えを聞き、仏になるまで命終えることはないでしょう。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
