和尚のひとりごと№2223「鎌倉法語集」32

和尚のひとりごと№2223「鎌倉法語集」32

 

 

第七:助けたまえ阿弥陀仏

また云(い)わく、先(せん)師(し)鎮西口(く)伝(でん)せられ候(そうらい)しは、念(ねん)仏(ぶつ)せば往(おう)生(じょう)するなりという事(こと)聞(き)きて、そのことばをゆるす時(とき)三(さん)心(じん)一(いち)時(じ)具(ぐ)するなりと。

 

【訳】

またこうも説かれています。聖光上人から口伝された事として、「念仏を称えれば往生するという事を聞いて、その言葉を受け入れたとき、三心がそのまま具わるのである」と伝えられています。

 

 

※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。