和尚のひとりごと№1682「六時礼讃 中夜礼讃3」

和尚のひとりごと№1692「六時礼讃 中夜礼讃3」

 

 

【原文】
無量仏子衆囲遶
願共諸衆生 往生安楽国

【読み下し】
無量の仏子衆に囲遶せらる、
願わくは諸の衆生と共に 安楽国に往生せん。

【意味】
数え切れぬ仏弟子たちに取り囲まれている。
願わくはすべての衆生と共に、安楽国に往生できますように。

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。