和尚のひとりごと№1660「六時礼讃 初夜礼讃71」

和尚のひとりごと№1660「六時礼讃 初夜礼讃71」

 

 

南無至心帰命礼西方極樂世界
観世音菩薩
願共諸衆生 往生安楽国

【読み下し】
南無至心帰命して
観世音菩薩を礼したてまつる
願わくは諸の衆生と共に
安楽国に往生せん

【意味】
心より西方極楽世界の観世音菩薩に帰依いたします。
願わくは人々とともにことごとく
安楽の世界に往生できますように。

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。