和尚のひとりごと№1648「六時礼讃 初夜礼讃59」

和尚のひとりごと№1648「六時礼讃 初夜礼讃59」

 

南無至心帰命礼西方阿弥陀仏
其有得聞彼
弥陀仏名号

【読み下し】
南無至心帰命して
西方阿弥陀仏を礼したてまつる
それ彼の弥陀仏の名号を
聞くを得ることありて

【意味】
心より西方阿弥陀仏に帰依いたします。
その御仏の名を耳にする事を得て

 

※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。

六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。