和尚のひとりごと№1515「日中三尊礼 4」

和尚のひとりごと№1515「日中三尊礼 4」

相好光明照十方 そーごーこーみょーしょーじーっぽーおー

訳「そこにあらわれた大小の特徴、その御光はあらゆる世界を照らし給う。」

「相好」とは「三十二相と八十随形好(ずいぎょうこう)」のことで、仏の身体にそなわる特徴のこと。大きな特徴(相)は顔、手、足などにあらわれ、副次的で小さな特徴(好)が相を荘厳するように美しい特徴を示します。
仏さまの身体が金色なのも三十二相のひとつです。(金色相)

「十方」とは、東、南、西、北、上、下、に四維(東北・東南・西南・西北)を加えたあらゆる方角の世界を指します。