和尚のひとりごと№1383「阿弥陀経19」

和尚のひとりごと№1383「阿弥陀経19」

 

 

晝夜六時 而雨曼陀羅華

ちゅうやろくじ にうまんだらけ

昼夜六時に、曼陀羅華を雨ふらす。

【現代語訳】
一日に六回、虚空から曼陀羅華の花が舞い落ちる。

【解説】
六時
一日を六分した時間帯の区分でございます。晨朝(じんじょう)・日中・日没・初夜・中夜・後夜の六つのことです。

曼陀羅華
天に咲くとされる花の名称です。意に適う花や心を悦ばせる花といわれ、また様々な色に変化する花ともいわれています。

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)

浄土三部経 (岩波文庫)