和尚のひとりごと№1254「第十九 来迎引接願」

和尚のひとりごと№1254「第十九 来迎引接願」

 

 

 

第十九 来迎引接願(らいこういんじょうがん)

設我得佛十方衆生發菩提心修諸功德至心發願欲生我國臨壽終時假令不與大衆圍繞現其人前者不取正覺
せつがとくぶつじっぽうしゅじょうほつぼだいしんしゅしょくどくししんほつがんよくしょうがこくりんじゅじゅうじけりょうふよだいしゅういにょうげんごにんぜんしゃふしゅしょうがく

 

たとい我(われ)、仏を得んに、十方衆生、菩提心を発し、もろもろの功徳を修して、心を致し願を発して我が国に生まれんと欲わん。寿終わる時に臨んで、たとい大衆と囲繞してその人の前に現ぜずんば、正覚を取らじ。

 

【言葉の説明】
囲繞  回りをとり囲むこと。古くは、囲まれるものに対する敬意を伴って用いられる

 

【現代語訳】
私が仏となる以上、誰であれ、あらゆる世界に住むすべての人々が、覚り境地を求め、様々な功徳を積み、まことの心をもって私の国土に往生したいとの願いを発したにもかかわらず、その者が命を終えようとする時、万が一にも私が多くの聖者たちとともにその人の前に現れ出ないようなことがあるならば、私は仏となるわけにはいかない。

 

 

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)

無量寿経 (注解者  阿満利麿  筑摩書房)