和尚のひとりごと№2388「看病用心鈔」55

和尚のひとりごと№2388「看病用心鈔」55

看病御用心13-1                 良 忠

病者夢にもうつゝにも みる事あらは 知識にこれをかたるへし 病者おもひほれて申さすハ 知識何事か見ゆると 常にとはせ給へし

【現代語訳】

人は夢の中でも、目がさめているあいだでも、何か感じたり見たりすることがあったならば、看病の知識にこのことを語り告げなさい。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。