和尚のひとりごと№2366「看病用心鈔」35

和尚のひとりごと№2366「看病用心鈔」35

看病御用心9-2                  良 忠

たゝしやまひ(病)なのめにて 正念たゝしからん時何事かおもひをくなむといふ事 ひとはし尋ねとハせ給ふへし 

 

【現代語訳】

ただし病状が落ち着いてきて、唱える念仏の正常な時には、何か思い残すこと、言いおいておきたいことはと、少しでも尋ね問うべきであります。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。