和尚のひとりごと№2267「鎌倉法語集」75
和尚のひとりごと№2267「鎌倉法語集」75

第一二:地獄の苦しみ
こころよきにあらずや。かかれば念仏(ねんぶつ)するによりて、この世(よ)のあしかりぬべき事(こと)ありとも、夢(ゆめ)の境(さかい)を思(おも)い入(い)れずして、実(じつ)の道心(どうしん)にこころを留(とど)むべきなり。
【浄土大意鈔 浄全一〇 七一六上】
【訳】
なんと快いことではありませんか。このことから念仏することによって、この世が辛く苦しいことばかりであっても、夢幻のような境界を求めないで、仏道を志す真実の願いに心を留めるべきです。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
