和尚のひとりごと№2261「鎌倉法語集」69
和尚のひとりごと№2261「鎌倉法語集」69

第一二:地獄の苦しみ
過去流転(かこるてん)の苦(く)を思(おも)えば、刀山剣樹(とうざんけんじゅ)に投(な)げられて血(ち)の涙(なみだ)を流(なが)し、烔燃猛火(とうねんもうか)に入(いれ)られて身(み)を焼(や)くといえども、その利益(りやく)ということもなかりき。
【訳】
過去から輪廻している間の苦しみを考えると、地獄にある刀の山や剣の樹の中に投げられて血の涙を流し、猛火の中に入れられて身を焼かれようとも、その苦の先に利益はありませんでした
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
