和尚のひとりごと№2252「鎌倉法語集」60
和尚のひとりごと№2252「鎌倉法語集」60


第一〇:お念仏②
此(こ)のたび往生(おうじょう)をとげずして、また三途(さんづ)の旧里(きゅうり)にかえりなば、曠劫(こうごう)多生(たしょう)の恨(うら)みなるべし。宿因(しゅくいん)拙(つたな)くして、進(すす)みがたしというとも、今生(こんじょう)には、むちうちてこれを勤(つと)むべし。
【訳】
今生で往生を遂げないで、三途という地獄・餓鬼・畜生の悪しき世界に戻ったならば、極めて長い年月、生まれ変わり死に変わって後悔することになります。遥か過去から行ってきたことの積み重ねで、今仏道を進むことが難しいといえども、この世では自分を励まして念仏の修行を勤めるべきです。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
