和尚のひとりごと№2251「鎌倉法語集」59
和尚のひとりごと№2251「鎌倉法語集」59

第一〇:お念仏②
誰(たれ)か、かの望(のぞ)みを絶(た)たんや。かくのごとき下機(げき)をすてぬ念仏(ねんぶつ)の法(ほう)に値(あ)いながら、あるいは惣(そうじ)てとなえず、あるいは唱(とな)うといえども思(おも)い入(い)れねば、虚仮(こけ)の行(ぎょう)となれり。
【訳】
この望みを持たない人などいるものでしょうか。このように仏道を修行する力の乏しい者を見捨てない念仏の教えに出会いながら、あるいは全く念仏を称えなかったり、あるいは念仏を称えるといっても往生したいと強く願わなければ、うわべだけの修行となります。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
