和尚のひとりごと№1726「六時礼讃 中夜礼讃45」
和尚のひとりごと№1726「六時礼讃 中夜礼讃45」
【原文】
略懺悔(勧請)
諸仏大慈無上尊
恒以空慧照三界
【読み下し】
諸仏大慈無上尊、
恒に空慧を以て三界を照らす。
【意味】
諸仏の中でも慈しみこの上ない尊者よ
常に空の智慧にて三界を照らし給う。
※『善導 六時礼讃 浄土への願い』原口 弘之、宇野 光達 訳注を参照させて頂きました。
訓読は同書の読みを使用させて頂いております。
六時礼讃は浄土宗のみならず浄土系のさまざまな宗派でも大切に読み継がれており、わたくしたちの浄土の御教えのルーツとなっているものです。
多くの皆さまにとり六時礼讃がより身近なものとなり親しんで頂けますように。