和尚のひとりごと№2425「看病用心鈔」91

和尚のひとりごと№2425「看病用心鈔」91

看病御用心19-5

               良 忠

 

 

就中に善趣の生をうけ 往生をもとくへ((遂))き人になり候ぬれハ、おはりハいよ〱見聞もあきらか((明))に 正念もたしかにな((確))り候なり 

 

【現代語訳】

なかでも、善いところ(天・人の二(に)趣(しゅ))に生まれ、極楽往生を遂げられるような人になれば、命終(みょうじゅう)の時も見聞(けんもん)ともにいっそう明瞭になり、正念もたしかなものになるのであります。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。