和尚のひとりごと№2390「看病用心鈔」57

和尚のひとりごと№2390「看病用心鈔」57

看病御用心13-3                 良 忠

善の相ならは いよ〱すすめはけまさせ給へし およそ善悪の二事 知識も又ゆめ〱これを人にしらせ給へからす

【現代語訳】

もし善の相が見えたという場合は、病人に対してますます念仏を励むようお勧めなさい。およそ善悪の二相については、知識も決してこれを他人に漏らしてはなりません。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。