和尚のひとりごと№2386「看病用心鈔」53

和尚のひとりごと№2386「看病用心鈔」53

看病御用心12-9                 良 忠

すへてハとにもかくにも 穢土をいとひ 浄土をねかふ心を いよ〱すゝめ給ひて 仏のちかひ(誓)をたのみ 名号を唱へ給ふへし 

【現代語訳】

すべてはとにかくも、この穢土を厭(いと)い、浄土を欣(ねが)う心をいっそう勧めなさって、仏の人びとを救済するという誓いを頼りとし、念仏を唱えさせなさい。

 

本文ならびに現代語訳は、神居文彰他著『臨終行儀—日本的ターミナル・ケアの原点—』(渓水社、一九九三)より転載させて頂いております。