和尚のひとりごと№2312「鎌倉法語集」119
和尚のひとりごと№2312「鎌倉法語集」119

已(い)酬(しゅう)未(み)酬(しゅう)の善(ぜん)、倶(とも)に仏因(ぶついん)となるやという論(ろん)義(ぎ)は、天台(てんだい)宗(しゅう)の大事(だいじ)なり。さはあれども、上件(くだん)の一義(いちぎ)を以(もっ)て正義(しょうぎ)とするなり。
【決疑鈔裏書 浄全七 七三〇上】
既に報いを得た善とまだ得ていない善が、共に成仏の原因となるかという議論は天台宗での重要な点です。そうではあっても、上記の説をもって正しい説とします。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
