和尚のひとりごと№2292「鎌倉法語集」99

和尚のひとりごと№2292「鎌倉法語集」99

 

 

 

 

 

 

 

第一七:菩提心と願往生心

要集記(ようしゅうき)』に云(い)わく、予(よ)良忠(つね)に心念(しんねん)すらく、沙門(しゃもん)形(がたち)得(え)事(こと)はこれ幸(さいわ)いなるに似(に)たりといえども、一期(いちご)間(あいだ)邪命(じゃみょう)のがれがたし。

 

 

『往生要集義記.』には次のように説かれています。私、良忠が常に心の中で思っていることは、出家修行者の姿になることは幸運に見えますが、一生の間、戒律に背いた邪な暮らしから逃れることは難しいでしょう。

 

『往生要集義記.

八巻。良忠上人述。源信僧都『往生要集』の各文を逐一解説した書。良忠上人は若き頃に『往生要集』の講説を聴き浄土門へ帰入したと伝えられ、この書は最終的に師法然上人の浄土教へと導く事を目的としている。

 

※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。