和尚のひとりごと№2268「鎌倉法語集」76
和尚のひとりごと№2268「鎌倉法語集」76

第一三:お念仏④
『宗要(しゅうよう)』に云(い)わく、専修(せんじゅ)の行者(ぎょうじゃ)となりて後(のち)に余善(よぜん)を修(しゅ)すべしと勧(すす)むること、これ無余(むよ)・無間(むけん)の両修(りょうしゅ)に違(い)す。
【訳】
良忠上人が撰述された『浄土宗要集(東宗要)』には次のように説かれています。専修念仏の行者となった後に、他の善行も修めるようにと勧めることは、無余修(念仏以外の行をしない)・無間修(念仏を継続する)の両方に背くことになります。
『宗要(しゅうよう)』
『浄土宗要集』五巻。良忠上人述。聖光『浄土宗要集(西宗要)』に対して『東宗要』と呼ぶ。善導大師『観経疏』における浄土宗義上の重要問題を二四箇条とりあげ、聖光上人相伝の説によって解説したもの。
※大本山光明寺さまより発行されている『鎌倉法語集 良忠上人のお言葉』より再掲引用させていただいた内容となります。
