和尚のひとりごと№1265「第30願 智弁無窮願」

和尚のひとりごと№1265「第30願 智弁無窮願」

 

 

 

第30願 智弁無窮願(ちべんむぐうがん)

設我得佛國中菩薩智慧辯才若可限量者不取正覺

 

せつがとくぶつこくちゅうぼさつちえべんざいにゃっかげんりょうしゃふしゅしょうがく

 

たとい、われ仏を得んに、国の中の菩薩、智慧弁才、もし限量すべくんば、正覚をとらじ

 

【言葉の説明】
智慧     一切を知る智慧
弁才     「四無碍弁」のこと。「四無碍弁」とは、ものをわきまえる智慧で、四種ある。一切の法の名に通じること(法無碍弁)、一切の                                   法の義に 通じること(無碍弁)、一切の言語に通達すること(詞無蒔弁)、自在に法を説くこと(楽説無碍弁)で ある。

 

【現代語訳】
私が仏となる以上、私の国土の菩薩たちの頭脳明晰にして弁舌軽やかであることに限界がないようにしよう。そうならないようであれば、私は仏となるわけにはいかない。

 

現代語訳浄土三部経 (浄土宗出版)

無量寿経 (注解者  阿満利麿  筑摩書房)