和尚のひとりごとNo1102「法然上人一代記 31」
31.大仏殿炎上 念仏僧を見つけたら法衣をはぎとり、身につけた袈裟を破いてしまえ、そのような布告さえ出される中でありましたが、法然上人は吉水の草庵にてただひたすらに念仏を続け、訪れる人々に説法する日々...
31.大仏殿炎上 念仏僧を見つけたら法衣をはぎとり、身につけた袈裟を破いてしまえ、そのような布告さえ出される中でありましたが、法然上人は吉水の草庵にてただひたすらに念仏を続け、訪れる人々に説法する日々...
30.非難と迫害 法然上人は吉水の草庵にて自ら念仏を称えながらも、訪れる人々に勧めました。 誰もが弥陀の慈悲により救われる、この教えは、出家して厳格に戒律を守り、修行を積み学問を究めて高い境地に達しな...
29.証空上人 のちに西山流(せいざんりゅう)の派祖となった善慧房証空(ぜんねぼうしょうくう)は、7人の入室弟子のひとりにも数えられ、長く法然上人の側(そば)にお仕えしたことで知られています。9歳のと...
28.勢観房源智 また常に法然上人のそばにお仕えし、そのを受けたのは上人です。父は、平家滅亡後世に「平孫狩り」が横行する中、難を逃れ青蓮院ののもとに預けられ、源智13歳、法然上人63歳のときにそのに入...
27.聖光房弁長の入門 建久八年(一一九七年)、範宴の訪問があった同じ頃、一人の僧が鎮西(ちんぜい)(福岡県)より上洛(じょうらく)し法然上人のもとを訪ねます。名を聖光房(しょうこうぼう)弁長(べんち...